中曽司町(なかぞんちょう)の磐余神社の北隣に小さな神社がある。 『岩神社』という。 ここはまさに迷宮への入り口ともいえる。 古墳の上に祠が建っているのだ。 それもあえて発掘することもなく建てたと言うから、ただ事ではない。 どんな思惑があるのだろうか...

 

岩神社

 

生活道路に沿って南北に細長く、まさにうなぎの寝床状態の神社である。 まだ全体的にこの神社は新しく、土地を整備する折に発掘された古墳の一部と 思われる石蓋(遺体を収める石棺の蓋)や奇岩たちから考えても、この地下に歴史の謎を解き明かす何かが眠っているにちがいない。 ところが、このように神 社が建ってしまった以上、徐々にこの現実も薄らいでいくのかもしれない。 しっかりと記録し記憶しておくべきだ。

  

岩神社2

 

拝殿の扉は開けられており、奥の本殿前まで入ることが出来る。 小さな境内だが出土した奇岩たちが置かれている。 そして大胆にも出土した石棺の蓋の上に本殿が建てられている。 写真≫本殿と土台となっている石棺の蓋 

 

岩神社3

 

この写真ではわからないが石棺の蓋と思わしき物の上に建つ本殿。 御祭神は「神日本磐余比古命」そう神武天皇。 写真≫本殿と土台となっている石棺の蓋

 

岩神社4

 

岩神社5

 

これらの岩が何を物語るのか? この地には古墳があるのは間違いなく、大きな穴があったにもかかわらず埋めて、神社を建てた。 何度も言うが不可解 であ る。 まぁ良く聞く話には、基礎工事の段階で何かが出土して、それが歴史遺産に値するものならそれ以降の着工はストップとなるらしい。 歴史の町奈良や京 都などでは、あえて公開せずに、埋め立てられ闇に消えていくことも少なからずあるに違いない。 

 

岩神社6

 

岩神社の前には鮮やかな赤い「インパチェンス」が咲いていいた。 「アフリカホウセンカ」とも呼ばれ、1970年代に輸入された比較的新しい園芸品種。 花言葉は「豊かさ」「鮮やかな人」。

 

              平成23年9月6日 参拝

 

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