8月15日は奈良で大文字送り火にて戦没者の方々を慰霊し、氷室神社の「氷献灯」春日大社「万燈籠」東大寺「万灯供養会」


そして京都に移動

翌日16日は京都嵯峨野にて五山送り火の一つ「鳥居」を、そして広沢池で燈篭流しを目にご先祖様を供養する。今回は欲張りなそんな旅。

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日没が近づいて奈良公園周辺に人が増えてきた。今夜8月15日は奈良の夏の締めくくりとも言える一大イベント「奈良大文字送り火」の夜。

奈良県出身の29,243柱の戦没者の英霊を供養するためのものだが、神式と仏式の両方が続けて行なわれる大変珍しいものだ。 

神式と仏式の両方といえば奥明日香の「綱掛神事」もそうだった。

奈良大文字送り火にあわせて今夜は「氷室神社・氷献灯」「春日大社・中元万燈籠「東大寺・万灯供養会と欲張りな一夜となる。

            

🔷氷室神社 氷献灯

近鉄奈良駅から徒歩で東大寺に参拝する際は、必ず氷室神社の前を通ることになる。前回の参拝時の様子↓


都祁の息吹・氷を天皇に献上奉る、そして舞楽の源流 『氷室神社』 

旅 097
氷室神社の四脚門前、氷で造られた燈篭にロウソクの炎が揺らめく 

旅 096
四脚門の両脇の一際大きい氷灯篭 

旅 098
本殿前、祭神に献灯される一層大きな氷灯篭

祭神は中央に

闘鶏稲置大山主命 
つげのいなぎおおやまぬしのみこと
国造の祭神で、闘鶏一族とは氷の貯蔵法を発明し、冷蔵の道を案出したといわれていて、このあたり東山周辺一帯の山の神でもある。

左手に
大鷦鷯命 /おおささぎのみこと
右手に
額田大中彦命
ぬかたのおおなかつひこのみこと

旅 100

旅 101


 🔷春日大社 中元万燈籠


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旅 104
春日大社の参道に入る。

↑行灯が誘導してくれるが、ほんと真っ暗なので懐中電灯が必要だと思ったら、手持ちの提灯を販売している。なるほど... 

旅 105
若宮十五社めぐり「夫婦大黒社/めおとだいこくしゃ

暗闇から一変、煌々と明るい社殿に着くと吸い込まれるように参拝者は入っていく。 

旅 106
↑の解説版にある「老後の守護」というのに反応してしまった(笑)



旅 107

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旅 116
中元万燈籠の燈篭を近くで見ることが出来る場所には500円が必要、それ以外は無料で拝観できる。

境内ではライブも行われていて、じっくりと日没前から楽しむのも◎

今回の欲張り行程で概要はつかめたので、来年はどこかに絞りトワイライトタイム~ライトアップの妙を楽しもうと思った。

旅 118

                

🔹春日野からぐっと南、飛火野へ

🔷52回 奈良大文字送り火



旅 119

旅 121
会場は人、人、人でまるで野外ライブの様相。左にお月様、右手に大文字送り火。


春日大社 中元万灯籠 & 奈良大文字送り火の写真が美しいサイト↑


🔷東大寺 万灯供養会



旅 122
暗闇に浮かび上がる大仏殿が遠くからも確認できる。

中門に近づくと四角い燈篭の美しさに声も出なかった。何をおいても見るべきなのは東大寺 万灯供養会だ。 

旅 125
そしてよーく見ると大仏殿の観相窓/かんそうまどが開いていて、そこから大仏さまのお顔が灯火に浮かび上がるさまは実に神秘的だった。

旅 127
こんな具合に見ることが出来る 

旅 129
金銅八角燈籠(国宝) 

旅 128

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盧舎那仏像 

旅 139

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盧舎那仏像の向かって左手に、虚空蔵菩薩/こくうぞうぼさつ。宝暦2年/1752年の完成 

旅 135
廣目天像(重文) 

旅 137
多聞天像(重文) 

旅 138
如意輪観音(重文) 

旅 140

旅 141

旅 142
国宝指定の仁王像はたった3件のみ。その内訳はこの「東大寺南大門像」と「東大寺三月堂像」、「興福寺国宝館像」の3件。

⊳仁王像の詳しいお話

旅 143
仁王像二体は、昭和63年から5年間にわたって全面解体修理が行われいくつかの事実が解明した。

天平創建期から向かい会って立っていたことや、山口県で伐採された木材が、約1年かけて搬送され、古文書の記述通り、ほぼ70日間で二体同時進行で、造像されたことも証明された。~東大寺公式サイトより

旅 144
南大門をあとに、本日の予定は無事終了。楽しかったー

いったい今日は何キロあるいたのだろうか?足は疲労困憊。

このまま夜の間に京都に入る弾丸スケジュール、車の渋滞が心配だったが、24号線は意外と快適だった。

木津川市、井手町を経て宇治へ..明日は京都五山の送り火、広沢池の燈篭流し。

  2011年8月15日 疲労困憊



奈良と京都の送り火 2011.8.15行程MAP


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