かつて飛鳥の里に「飛鳥京 官の四大寺」という大寺院たちがあった。飛鳥寺、大官大寺、薬師寺、そして川原寺である。 

平城遷都の折に唯一移転しなかった寺が川原寺だというが、いったいどんな歴史背景があったのだろうか。

日本書記にも記載がないようで。そのあたりの推察は↓のバナーのサイトがドラマチックに仕上げてくれている。実に興味深い内容だ。


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位置関係はリンク先のサイトの飛鳥「京」主要施設図がわかりやすいので↓拝借した。

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🔷川原寺 

真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)総本山は奈良県桜井市の長谷寺。 


長谷寺の記録↑

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南大門跡から中門跡、右側の一段高い位置は塔の跡。 

真正面が中金堂跡の上に江戸時代中期に建てられた弘福寺(ぐふくじ)だ。

ここから振り返ると道(県道155)を挟んで真向かいに「橘寺」がある<下の写真>

旅 070
橘寺は2006年に初めて参拝した。東門越しに見える多武峯方面の山景はほんとにのどかだった記憶がある。聖徳太子誕生の地に太子自身が創建とされている。 

後の2011年に再訪、2回に分けて記録、ほぼ完全版と言える記録が完成した↓




さて川原寺の中金堂跡 弘福寺(ぐふくじ)に行ってみよう。 
旅 072
天智天皇、天武天皇とその母 斉明天皇の色濃い沿革が明らかになりつつある川原寺。

解説版にも詳しく書かれているが、寺で頂いた「川原寺縁起」は少々難しい言葉が使われていて難解だが、実に詳しく書かれているのでそのまま記録しておく。


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⊵瑪瑙石(めのういし)

旅 071
川原寺には、お食事処「花つばき」が隣接。

この日は営業していなかったが甘樫丘や飛鳥寺方面を見渡せる座敷があるのが確認できた。

ガラス越しに撮影したのでお寺の屋根が写り込んでいる。ここで飛鳥鍋、いいかもしれないなぁ

2021年追記▲▶▼「花つばき」はどうも閉店されたようです。

旅 073
境内を出て、東へ歩いてみる。

程なく「弘福寺(ぐふくじ)塔跡」 があり、その先には回廊跡、僧坊(東室)跡の礎石が並んでいる。

ところが地上に露出しているものはプラスチック製のレプリカでびっくりした、本物は1mほどの地下にあるらしい。 


旅 075
このあたりから東側はとても広く、雄大な緑の絨毯で、巨大なきのこのような大木が列を成していた。美しかったな。 

旅 077
見事としか言いようがない、早々見れない枝ぶりだと思う。存在意義の深さがひしひしと伝わってくるパワースポットだ。 

🔷参考
⊵飛鳥川原寺の謎
⊵空海と川原寺の関係

  2011年7月4日 拝観



続 奈良 勝者と敗者の聖地 明日香村編行程MAP


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