🔷 東舞鶴へ

日の出を見た場所からだと、ちょうど対岸になる大浦半島を縦走する。

国道27号線で海軍の基地の横を通り、赤煉瓦倉庫を見過ごして左折、府道21号を北上。

府道21号に入ってすぐ右側に、ここにも愛宕山がある。西舞鶴の愛宕山から10km弱しかない。

ちょうど走ったコースをyoutubeで見つけたので貼っておく↓

 
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さぁ、気持ちを引き締めて最初のアプローチ「舞鶴引揚記念公園」へ


🔷舞鶴引揚記念公園

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この目線で、戦後13年目シベリア抑留の人たちが日本祖国の大地を踏んだ。無言の帰国者も相当な数だ。

戦争を知らない我々にとって、想像もできないが、日本国の先達の苦労は知っておきたいものだ。

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重くならないように簡潔に紹介という形で記録しておくことにする。 

百聞は一見に しかず、是非舞鶴にお出かけの際は、少し足を伸ばし、引揚記念館と少し北側のこの桟橋で、1時間ほどの時間をぜひ。 

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このアングルは迎える側の目線。

ここに立って舟が着くたびに「最愛の主人」「かわいい息子」「大好きなお父さん」を探し待つ。今日も、明日も、明後日も... 

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さて、気持ちを切り替えて旅を続けよう。次の目的地は、丹後最古の寺といわれる多禰寺。海抜300mとこの辺りではけっこうな山の上にある。

引揚記念公園から北上してしばらくすると右手に何か異様な景色が見えてきた、あわてて車を停めて、そこに向かって農道に飛び込んだ。

 

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巨大な竹が「貝割れ大根」のようになっている。ほんとうに巨大だ 

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進行方向左手、三坂峠手前に多禰山に登る道がある。しばしの山道だ

医王山 多禰寺 西国薬師第三十番霊場 
真言宗東寺派 ⊳西国薬師霊場一覧 
本尊=薬師如来 開祖=麻呂子親王 



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駐車場はすぐそば、日当たりが良く心地よい参道。望遠鏡(有料)があり、舞鶴湾が見れるが、この日はモヤがかかっていいて見れなかった。境内は晴れていたのに...

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仁王門 

本来ならここに日本第三位の仁王像が鎮座しているはずなのだが、宝物館にて保存されているらしい。有料で見ることができるようだ。

また、この門は鐘楼を兼ねたものになっており、鐘の下を通っていくことになる。⊳仁王像の写真  

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巨大な「たもの木」

愛と絆 耐えて夢を追う
あきらめたらあかん

と表示板にある。

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本堂 

多禰寺の創建は飛鳥時代に遡り、聖徳太子の異母弟である麻呂子親王が両丹を支配した豪族の叛乱を平定した際に七仏薬師を祀ったのが当山の由来、585年のことだ。

屋根のなだらかな傾斜は雪をすべり落とすためらしい。

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中興として、桓武天皇が勅願所となし、奇世上人を中興開山に迎え、寂静院・吉祥院など八子院をもつ寺観に発展させたといわれる。現在残っているのは西蔵院と呼ばれた一子院のみである。

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多禰寺は、また「萩の寺」としても名を馳せている。

この時期はもう花は終わっていたが、初秋の訪れは一度は計画したいところ。この写真↑は「萩園」から境内に戻るところで見た「ほっとする風景」

この近辺には古代に大量の古墳が造営されており、不思議なことにそれが5世紀から6世紀にかけて忽然と姿を消すのだという。

古墳の消滅は、多禰寺創建の時期と何か深いつながりがあるのではないだろうか...


  2010年10月19日 参拝


綾部~舞鶴10月19日の行程MAP


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