大津に唐崎という神聖な場所がある 

古来、朝廷を始め国家の大事にあたっての祓(はらい)*を行なう霊場でもあった

柿本人麻呂や松尾芭蕉など、古人が数多くの詩歌を残すほどの名勝

近江八景 唐崎の夜雨(やう)  ≫近江八景とは

そしてそれは

日吉大社摂社 唐崎神社 のこと

 

唐崎神社①                           

まだ午前の早い時間。 朝日が境内を照らしている 無駄なものが一切ない、見事な景勝地。

 

唐崎神社③

  

唐崎神社②

 

唐崎神社④

手水舎はどことなく女性的 

 

唐崎神社⑤

拝殿も清潔ですがすがしい

 

唐崎神社⑥

小さいながらも重厚な屋根の本殿。 ご祭神は女別当命(わけすきひめのみこと)は宇志丸宿弥(ことのたちうしまるのすくね)の御妻君。

 

唐崎神社の瓦

本殿の大瓦には松の紋「左三階松」がある。

               *

天智天皇のころに粟津の田園に降臨した田中恒世と呼ばれた神が、八柳浜の沖合いで漁をしていた時に大和国三輪明神が降臨して、恒世はこの神に、粟飯を献上し、ここ唐崎の松の下までお送りしたという。

三輪明神は日吉(ひえい)大社西宮に大己貴神「おおなむちのかみ(大国主命・大物主命等同神)」として祭神となる。 日吉までのご案内は琴御館宇志丸宿弥(ことのたちうしまるのすくね)が行なった。また、祭神が女人であるところから、祭礼には近畿一円の女人の信仰を集めている。

祓いの神ということで、神秘の女神「瀬織津姫神(せおりつひめのかみ)」の影がちらつく。 こうなれば大事だ、またどこかで触れることがあればそのときに詳しく書こう。 ≫瀬織津姫神 

 

唐崎の松①

唐崎の松

初代は1581(天正9)年に大風で倒れ、2代目は1921(大正10)年に枯れ、今の3代目の樹齢は150~200年という。 ≫金沢兼六園の唐崎の松

 

唐崎の松②

目の前の松葉からてっぺんまでを見る

  

唐崎の松③

「辛崎(からさき)の 松は花より 朧(おぼろ)にて/芭蕉」

 

          平成22年11月16日 参拝