極上の青もみじ、想像を遥かに超えた感動があった。 🔹八瀬大原 瑠璃光院 春の特別拝観 京都八瀬大原 瑠璃光院 光明寺京都本坊 浄土真宗東本願寺派 拝観には叡山電鉄「八瀬比叡山口」駅すぐなので、是非電車で。山門は溢れんばかりの緑を塞き止めるかのごとく...両手 ...
2011年06月
皐月と青もみじの京都その⑥ 一乗寺を歩く 後編 宮本武蔵縁の地『八大神社』
🔹八大神社詩仙堂を出て東へ少し「宮本武蔵」という看板が見えたので 二の鳥居 ⊳境内案内図「剣聖 宮本武蔵 一乗寺下り松の決闘で名高き八大神社、決闘当時の下り松の古木当社にあり」と大きな看板にある。そりゃあ見たくなる。 御祭神戔嗚尊【すさのおのみこと】 ...
皐月と青もみじの京都その⑤ 一乗寺を歩く 前編『百日百様 5月31日の詩仙堂 丈山寺』
石川丈山というお方 江戸初期における漢詩の代表的人物で、書にも優れ、煎茶の祖とも言われている。また、作庭にも長じたとも伝えられ東本願寺只穀邸(渉成園)の庭園は丈山殿の手になるものと伝えられている。 そして自身の終の棲家と定めたのが詩仙堂なのだ。⊳石川丈山と ...
皐月と青もみじの京都その④ 北嵯峨を歩く 後編『日本最古の庭池 大沢池』
日本最古の庭池 大沢池 大沢池は中国の洞庭湖を模して嵯峨天皇が築造したものといわれ、池の北方約100メートルにある「名古曽の滝」とともに大正12年/1923年に国の文化財として名勝に指定されている。 また、この大沢池が含まれる「大覚寺」は、元は「嵯峨離宮(嵯峨御所 ...
皐月と青もみじの京都その③ 北嵯峨を歩く 前編『広沢池~後宇多天皇陵』
京都・北嵯峨の『歴史的風土特別保存地区』を早朝に歩いてみた。地元の人たちの散歩の時間の少し前に... 広沢池 大分県の「初沢の池」・奈良県の「猿沢の池」とともに日本三沢の一つといわれ、灌漑用の溜池として往古より知られている。 この石橋から大小二つの島からなる ...
皐月と青もみじの京都その② 生け花発祥の地『京都のへそ六角さん 六角堂 丁法寺』
京都 六角さん 京都中京区の繁華街の中、まさに京都のへその位置、ビルとビルの谷間に六角さんはひっそりとある。 天台宗 紫雲山 頂法寺(ちょうほうじ)が正式名。 本尊は如意輪観音(秘仏)であり西国三十三箇所第十八番札所。本堂が平面六角形であることから、六角堂の ...
皐月と青もみじの京都その① 『学問の神 長岡天満宮の青もみじ』
皐月と青もみじを京都で観る。5月末と、6月第1週と2週にわたり京都市内に足を運んだ5月30日午後 長岡天満宮にて旅はスタート(有名なあの赤の世界 キリシマツツジは終わっているが...) 駐車場からは本殿前の手水舎にいきなり来ることができる。 手水舎の横 ...
三木市平井『竹中半兵衛の終焉地~秀吉三木合戦 平井本陣跡』
竹中半兵衛。6月13日が命日である。 そのひと月ほど前にその終焉の地、三木市平井に行ってみた。亡くなる一月前だとまだ半兵衛も少しは近くを歩かれたかもしれない。そんな創造をして同じ風景を歩いて、見てみたいと言う訳だ。5月9日のこと。 まずはかんたんに半兵衛の物語 ...
久美浜と宮津へ 最終章 『与謝蕪村ゆかりの見性寺~2500年前からの磐座 籠神社奥宮 真名井神社』
歌を詠み、書を表し、絵をたしなむ。なんて粋な人だろう。 🔹与謝蕪村 宮津には、39歳から42歳にかけて3年あまり滞在された。小川町の見性寺に寄宿しながら、同寺の竹渓(ちっけい)、真照寺の鷺十(ろじゅう)、無縁寺の両巴(りょうは)など寺町の僧侶や宮津の文化人達と ...
久美浜と宮津へその⑪ 宮津市内を歩く後編『細川氏ゆかりの寺 佛性寺~京極家ゆかりの寺 大頂寺と経王寺』
🔹金谷山 佛性寺浄土真宗 ⊳本尊・阿弥陀如来。(快慶作) 仏性寺の開基は天正18年/1590年、本願寺顕如上人より寺号を授与された。開基は小浜の天ヶ城 城主内藤伊賀の守楠重吾の五男明誓(みょうしょう)である。⊳天ヶ城あと登頂のブログ明誓は、有名な細川幽斎の田邊城篭城 ...
久美浜と宮津へその⑩ 宮津市内を歩く 中編『宮津一の伽藍と1643年の鐘の音 松渓山 智源寺』
和貴宮神社から東側、題目山のふもとにはいろんな宗派の寺が集まっている。一番南側の智源寺を訪れた。 🔹松渓山 智源寺 白門と呼ばれている ⊳境内案内 山門の手前にあった「辛抱地蔵尊」 辛抱地蔵。 黒門 ⊳境内案内 仁王門手前左手の池に弁天堂 ...
久美浜と宮津へその⑨ 宮津市内を歩く 前編『木造聖堂としては日本最古 宮津協会聖ヨハネ天主堂~和貴宮神社』
宮津市役所を拠点にゆっくりと歩いてみることにした。 名所が密集しているから...🔹カトリック宮津教会聖ヨハネ天主堂 カトリック宮津教会聖ヨハネ天主堂 ⊳宮津教会サイト 現役の木造聖堂としては日本最古の教会。この建物は明治29年にフランス人神父ルイ・ルラーブ ...
久美浜と宮津へその⑧ 小さな神々の島 栗田(くんだ)半島を旅す 後編『小田宿野(おだしゅくの)久理陀神社~中津の浦宮神社』
美しい越浜(おっばま)を出て605号は、栗田半島の東の岬「鼻」「無双ヶ鼻」をスルー、県道605号に沿って南へ下る。突き当りが栗田湾だ。T 字路を左に行けば麻呂子親王の丹後七仏薬師の伝承をもつ成願寺(今は廃寺)がある。そしてその先に関電の施設「魚っ知館」と気にはな ...
久美浜と宮津へその⑥ 小さな神々の国 栗田(くんだ)半島を旅す 前編 『獅子崎 雪舟観展望休憩所(天橋立十景)』
宮津湾と栗田半島宮津、天橋立を外洋若狭湾から守るように位置する「栗田(くんだ)半島」を旅する。ちょうど半島を一周するのが京都府道605号だ。時計回りに走る。 半島に入ってすぐにある。天橋立十景「雪舟観」 獅子崎稲荷神社。獅子崎は地名。宮津市の花「ミツバ ...
久美浜と宮津へその⑤ 久美浜 ツツジの名所 東山公園と金毘羅神社~夕日が浦、五色浜~静神社
北近畿タンゴ鉄道 久美浜駅 慶応4年から明治4年までの4年間、丹後、丹波、但馬、播磨、美作の五ヶ国(926村)23万石を管轄地として置かれた久美浜県。久美浜駅舎はその県庁舎正面玄関棟をモデルに平成3年10月に建築された。 駅周辺は歴史のムードたっぷり。駅構内の観光 ...
久美浜と宮津へその④ 『豊岡市 福寿の水~久美浜湾 花の寺 如意寺』
滝の千年ツバキ公園を出て久美浜に向かう途中一口飲めば長寿になると言われている自然水「福寿の水」を頂いた。 長命とはほんとにありがたきもの。⊳詳しいブログ 🔹久美浜に入り行基菩薩開山の花の寺「如意寺」へ 久美浜湾に向かって立つ仁王門 ⊳境内案内 ...
久美浜と宮津へその③ 新京都名木10選『樹齢1200年の大椿~滝のツバキ公園 (シーズンオフ)』
9号線から大江山ふもとを左にそれる63号線。併走する川は雲原川、ここでシャガの花の群生を見る。 南側の山の斜面に祠が二つ、地蔵様とお不動さま? 通り過ぎて停車、振り返り撮影「シャガ」の群生。シャガは人為的影響の少ない自然林内にはあまり自生しない。⊳ ...
久美浜と宮津へその② 再訪 元伊勢外宮『豊受大神社』
才の神のフジをあとに、大江山の南の斜面を横断するのが今日のコース。二千年フジの次は千年椿を見る。才の神のフジからほどなく道沿いの山の岩肌に祠らしきものが... いぼとり不動さん どじょうを生贄にするのか_ 山麓横断の前に以前参拝した元伊勢外宮「豊受 ...
久美浜と宮津へその① 樹齢2000年『福知山大江町 才の神のフジ』
藤、椿、つつじ、花の名所を見ながら丹波から丹後まで走る。天候はいつ雨が降ってもおかしくない状況。まずは自然に自生したヤマフジ。 ここ数年来よく見に行っている「宍粟市山崎町の大歳神社の千年藤」のさらに上をいくという「才の神の藤」が福知山市大江町にある。⊳才 ...
宍粟市山崎町 日本かおり百選 千年藤 後編『山崎の町並み~大歳神社の千年藤』
最上山麓の恵比寿神社から大歳神社までのんびりと歩く。すっかり朝の色合い、空気は澄んでいる。このあたりは戦国時代の知将黒田官兵衛が豊臣秀吉からはじめて1万石の知行地を与えられた縁の地でもあり、町並みは随所に古き時代を残している。ときどき頂く「播州一献」の蔵元 ...
宍粟市山崎町 日本かおり百選 千年藤 前編『最上山公園 尼ヶ端展望台の朝日~恵比寿神社』
まだあたりは真っ暗、中国道山崎インターを降りた。町も静まり返っている。車を最上公園の駐車場に停めて、中腹の展望台まで歩く。ちなみに山頂には中世に赤松氏が築いた最初の城・篠の丸城跡などの遺構が残されている。また紅葉では有名なスポットだ。⊳最上山公園 日の ...