神廟拝所のあるエリアから一段高いところに権殿(平成23年5月1日修復終了)がある。 本殿は只今修復中(平成24年春修復完了予定)のため、ご進退はこの権殿にいらっしゃいます。本来は「マダラ神」が祀られていて芸能・芸術、魔除け・厄払いにご利益があるとされている。⊳ ...
2011年07月
続 勝者と敗者の聖地 明日香村編その⑤ 『藤原氏の聖地 多武峯 談山神社 前編』
7月5日早朝は雨、スタートは遅らせて朝の散歩も中止、藤原氏の聖地「多武峯(とうのみね)」に向かう。その途中「石舞台」を道を挟んだ丘の上のベンチに座って観る。ここいいよ、お勧め。
よーく見たら、石舞台って龍の頭に似ているなぁ。意識して造ったのかもしれない ...
続 勝者と敗者の聖地 明日香村編その④ 『飛鳥最大 大官大寺~悲運の寺 山田寺』
大官大寺
飛鳥京
官の四大寺の二つ目のこの寺も謎が多く、研究者の意見も定まらない。熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)>「百済大寺」(くだらのおおてら、くだらだい
じ)>「高市大寺」(たけちのおおてら、たけちだいじ)>「大官大寺」(だいかんだいじ)と名前が移 ...
続 勝者と敗者の聖地 明日香村編その③ 『日本書記にも記載なし 謎の大寺・川原寺』
かつて飛鳥の里に「飛鳥京 官の四大寺」という大寺院たちがあった。飛鳥寺、大官大寺、薬師寺、そして川原寺である。 平城遷都の折に唯一移転しなかった寺が川原寺だというが、いったいどんな歴史背景があったのだろうか。日本書記にも記載がないということだ。その推察はこ ...
続 勝者と敗者の聖地 明日香村編その② 『日本最古の仏教寺院・飛鳥寺』
飛鳥座神社から南西に300m。日本最古の大仏を持つ、日本最古の仏教寺院「飛鳥寺<=法興寺=元興寺>」に行く。今回の旅のキモとも言える行程なのだ。 「飛鳥座神社」を出て、さぁ車に乗ろうとすると、すでに閉まってはいたが「飛鳥鍋」なる見事なネーミングの看板が目を ...
続 勝者と敗者の聖地 明日香村編その① 『鎌足公誕生の地 大原の里~奇祭おんだ祭の社 飛鳥座神社』
先週は奈良市内にある「興福寺」「元興寺」を観た。古代の日本についての本はよく読んでいたので、行けばこうなると、大体の展開は想像できた。というわけで明日香村である。
とりあえず歩いて観た記録を書きながら学習したいと思う
明日香村小原(大原 ...
勝者と敗者の聖地 最終章 『ならまちの世界遺産1400年前の瓦が圧巻 元興寺 後編』
ならまち散策MAP、奈良町map などをみたらよく分かるが、見どころが密集しているのでゆっくりと時間を割いて歩くことをお勧めする。路地にこそ奈良文化の息吹が聞こえるのだ。
「ならまちの世界遺産元興寺 前編」では元興寺の太古の瓦屋根まで紹介した。今回の旅はエリア ...
勝者と敗者の聖地その③ 『ならまちの世界遺産 1400年前の瓦が圧巻 元興寺 前編』
ならまちとは?世界遺産である元興寺の旧境内を中心とする地域を指します。元興寺の歴史は古く、718年に飛鳥の法興寺(飛鳥寺)が元興寺として平城京に移されたといわれています。
奈良の歴史を探ることは、日本のルーツを探ること。今回のテーマからすれば敗者側のエリアと ...
勝者と敗者の聖地その② 『世界遺産 興福寺伽藍を観る』
興福寺 南円堂 西国三十三所観音霊場の第九番札所 ≫興福寺境内図
日本で最も大きい八角円堂といわれており、興福寺の諸堂の中でも建立された時期は最も新しい。 ≫南円堂の詳細 ≫南円堂の詳細②
≫藤原冬嗣
御本尊 不空羂索観世音菩薩(国宝) 毎年1 ...
勝者と敗者の聖地その① 『奈良八景 猿沢池~世界遺産 興福寺』
タイトルにある「勝者と敗者の聖域」、何を持って勝者と呼ぶか? ここでの定義は世に言う「大化の改新」の勝者と敗者を指す。それぞれの縁の聖地に足を踏み入れてどう感じるかに興味を持った。さて、まずは近鉄奈良駅から猿沢池を目指すのだが、道中の気になるところも見て ...
続 皐月と青もみじの京都 最終章 大徳寺を観る 後編 『芳春院の椿~キリシタン大名の庭園 瑞峯院』
大仙院を出て、境内の一番北側にある芳春院(ほうしゅんいん)の方を見ると、参道に皐月がきれいに並んでいる。 芳春院とは加賀100万石、前田利家殿の正室まつ殿のこと。 詳しくは下の解説版を。⊳境内図
参道の左手は青もみじが多い
かわいい
芳春院 通 ...
続 皐月と青もみじの京都その④ 大徳寺を観る 中編 『大徳寺伽藍と境内散策』
最初に拝観した龍源院を出て大徳寺のメインの伽藍を見ながら北へ歩き大仙院(だいせんいん)へ 、ちょうど龍源院と大仙院は大徳寺本所を南北に挟むようにある。⊳わかりやすい境内図
勅使門 (重要文化財)
慶長年間(1596年 - 1614年)建立の御所の門を下賜され、寛 ...
続 皐月と青もみじの京都その③ 大徳寺を観る 前編 『大徳寺内最古の本堂(方丈)龍源院』
京都市北区紫野 大徳寺 総門
臨済宗大徳寺派大本山。山号を龍寶山(りゅうほうざん)。本尊は釈迦如来、開山は大燈国師宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)で、開基は赤松則村。正中2年(1325年)に正式に創立されている。
勅使門(ちょくしもん) (重要文化財)
慶 ...
続 皐月と青もみじの京都その② 『西国第20番札所・善峯寺 後編』
善峯寺境内をさらに上へ上へと登っていく。 先ほどの経堂が青もみじ越しに見える。 このあたりももみじがたくさん植えられていて涼しげな場所だ。 境内図⓮の釈迦堂を目指す。
石段と皐月、そして漆くいの壁に青もみじ
釈迦堂のエリアに到着。
神経痛・腰痛祈 ...
続 皐月と青もみじの京都その① 『西国第20番札所・善峯寺 前編』
前回の京都に引き続き、今回も初夏の京都で皐月と青もみじ、そして日本庭園を見る。
皐月と青もみじを見るべく西国三十三所観音霊場の第二十番札所「善峯寺」へ。 ここはまさに京都の西の端。寺に向かう途中現れる巨大な仏像。
右手に苔むした石垣、そしてその上に神社、 ...
皐月と青もみじの京都 最終章 ~真言宗智山派 総本山智積院 後編 『伽藍拝観と深き歴史』
金堂 本尊大日如来
境内図①をクリック
すぐ右側には明王殿(不動堂)不動明王を祀る
境内図②をクリック
明王殿の鬼瓦
境内の北の端にある「大師堂」
境内図⑦をクリック
蜜厳堂【開山堂・覚鑁〈かくばん〉堂】真言宗中興の祖、興教大師覚鑁のご尊 ...
皐月と青もみじの京都その⑨ ~真言宗智山派 総本山智積院 中編 『名勝庭園 宸殿前の皐月~講堂の襖絵』
大書院から「利休好みの庭」を満喫したあと、反時計回りに大書院の外を見て回る。皐月が美しい。境内図
「宸殿(しんでん)境内図⑱をクリック
皐月が美しく、「宸殿(しんでん)」にも宝物が展示されているが、中には入れないようだ。 調べてみたら堂本印象氏の襖絵が ...
皐月と青もみじの京都その⑧ ~真言宗智山派 総本山智積院 前編 『名勝庭園 利休好みの庭』
七条通りを東へ突き当たるとそこが「真言宗智山派 総本山智積院」 山号を五百佛山(いおぶさん)、寺号を根来寺(ねごろじ)という。智山派大本山としては、海老蔵家の氏寺で知られる千葉県成田市の成田山新勝寺が有名。公式HP 総門。 東福門院の旧殿の門を移築、桔梗の門 ...