若王子から500mほどだろうか、右手に大きな灯篭が、そこを山側に上がると参道に出る。縁結びのご利益「大豊神社」である。
平安時代887年に建立された大豊神社は、椿ケ峰天神と呼ばれ、鹿ケ谷村、法然院、南禅寺一帯の地主神であった。また背後にある椿ケ峰の山中に鎮座して ...
2011年11月
4週連続 京都の紅葉 起の巻その①~ 南禅寺三門~京都三熊野 熊野若王子神社~哲学の道
今年2011の紅葉は京都をどっぷりと4週にわたり歩いてみることにした。色づきの早い遅いを調べ計画をたてた。予想よりずいぶん遅れがちな見頃は12月の半ばぐらいまでは楽しめそうな気配。まずは 起の巻11/14~15の記録。
いつ見ても圧巻なスケールの南禅寺の山門。蹴上駅 ...
三面の狛犬?~神戸市西区平野町 蘇民将来伝説ゆかり『蘇民神社』
『蘇民将来伝説』詳細≫蘇民将来伝説 参考≫牛頭天王と蘇民将来伝説
語り継がれる伝説には、人々が耳を思わず傾けたくなるような飛躍した内容になっているものが多い。真実はその中のどの部分だろうか? 歴代の先生たちがいろいろな考えを説かれているが、私も自由気ままに ...
神武東征立ち寄りの地~神戸市西区平野町 『宇留春日神社』
奈良の橿原、京都八坂、知恩院前の瓜生石(うりゅういし)を調べるにあたりこのような文を見た
神武天皇一族が平野地区に水田を開き、一人の皇子を残して治めさせ、天皇は大和ヘ向かったという伝説があり、遥拝所碑がある。神武天皇は宇留の宮と
祀ら
れ、10世紀の延喜式( ...
大覚寺「観月の夕べ」と神護寺 最終章 ~日本仏教史上重要な寺院 『高雄山 神護寺』
日本仏教史上重要な寺院 高雄山 神護寺
京都市右京区高雄にある高野山真言宗遺跡(ゆいせき)本山の寺院で、本尊は薬師如来、開基は和気清麻呂である。 人物≫和気清麻呂 また空海に最澄、歴史を下り文覚に明恵とそうそうたる顔ぶれが沿革には顔を出す。
西明寺の ...
大覚寺「観月の夕べ」と神護寺 その⑥ ~空海の高弟 智泉大徳が創建 『槙尾山 西明寺』
山門をくぐるとまっすぐ本道に導かれる。 元禄13年(1700年)に徳川綱吉の生母桂昌院の寄進により再建。 ≫京都観光ナビ・西明寺 本尊は生前の釈迦如来の面影を伝えているといわれる釈迦如来像(鎌倉時代/運慶作)、脇には木造 十一面千手観世音菩薩立像(平安 ...
大覚寺「観月の夕べ」と神護寺 その⑤ ~栂尾から槙尾へ 『清滝川と西明寺参道』
この茶店は栂尾(とがのお)高山寺の駐車場前、店の向こうには清流として名高い清滝川が流れる。 今から歩く全行程の一番北側になるこの駐車場は紅
葉シーズンの11月以外は無料となるため、このあたりの散策にはここに停めて歩くのがいい。 天気も最高で、時間もたっぷ ...
大覚寺「観月の夕べ」と神護寺 その④ 嵐山より橋(渡月橋)をわたり月の世界へ 『月読神社』
京都・仁和寺の西側から北に延びる国道162号線は別名周山街道と呼ばれ、福井県小浜までのツーリングには最高のコースだ。 今回の目的地は梅ヶ畑高尾町の「神護寺」。 時間をたっぷりと使って散策したい。 周山街道に入る前ちょっと寄り道。
「月読神社」
かつて嵐山 ...
大覚寺「観月の夕べ」と神護寺 その③ 『満月と大覚寺と大沢池』
本堂(五大堂)の前の内拝出入り口から大沢池のほとり、満月法会の会場に移動する途中、歓声が上がったので、上を見たら雲の合間から神聖な満月が覗いていた。
満月法会の会場。 供えられているのはすすきに団子と?。 参考≫十五夜の民族
大沢池と内 ...