16年前のこの日はコスモスと蕎麦の花が目的で小野市に行ったのだが、地図に国宝 浄土寺とあるのに気が付き紙のMAPで調べて訪れた。
この時以来浄土寺には何度となく足を運ぶこととなった。偶然にも16年前とわずか2日違いの今日、晴天の中、伽藍を巡って写真を新しくした。
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🔷浄土寺
鎌倉時代のはじめ、重源上人が建立、浄土堂と堂内の阿弥陀三尊立像はともに国宝に指定。山号は極楽山、高野山真言宗、本尊は薬師如来と阿弥陀三尊
駐車場から寺に向って歩く、見えるのが阿弥陀堂(浄土堂)
あの中に国宝・阿弥陀如来立像、観音菩薩、勢至菩薩が立つ。この場所からの想像よりはるかに強烈に素晴らしい。
歴史感じる石段に、被さる木は桜だ。シーズンにはいいショットが撮れそうだ。前方に見える屋根は阿弥陀堂/浄土堂。
🔹国宝 浄土堂
写真右端の階段で靴を脱いで回廊を歩き、小さく見える入り口の白いのれんをくぐって中へ入る。
ほとんどの人が一瞬足が止まり、口が開いてしまうというくらいの迫力満点の国宝・阿弥陀如来立像、観音菩薩、勢至菩薩が出迎えてくれる。
🔹国宝 阿弥陀三尊立像
快慶作の国宝・阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩
写真禁止なので頂いたパンフレットの写真を使った。
天井すれすれまでの5m30㎝の特大サイズで見事の一言だ。大人が立っての目線がおおよそ阿弥陀立像の台座ぐらいだったと思う。
冬の晴れた日の夕方には、後ろの窓から夕日が差し込んで、国宝三体を浮かびあがらせ、そして阿弥陀堂の天井の朱色が更に赤く染まるという。
とにかく息を飲んだ_
真正面の壁にもたれて座り、しばらく心を静めて交信を試みた。
光導いてくれる勢至菩薩に、あらゆる人を救い、人々のあらゆる願いをかなえるという観音菩薩、そして西方にある極楽浄土という仏国土を持つ阿弥陀如来。
🔹鐘楼
浄土堂の真正面にある地蔵と宝篋印塔
🔹板碑
石碑と藤棚
🔹文殊堂
🔹郷社 八幡神社
境内のど真ん中に見事な拝殿を持つ八幡神社
左右の広がり、勾配が見事な拝殿
割り拝殿右手上部
🔹本殿
祭神
八幡神
八幡神社本殿の横の植え込みの中にあった石碑、夫婦〇〇
🔹収蔵庫
境内の東側から南の山すそを登り西側に下りるルートに石仏が並ぶ
🔹不動堂
🔹小野市の戦争で死傷された方の菩提所
🔹本堂 / 薬師堂
🔹開山堂
🔹経蔵
国宝 阿弥陀三尊立像は圧巻だった
しばらくはただ見ているだけだったけれど、気がついたら静かに微笑んでいる自分があった。変やん(笑)冬ならひざ掛けを持参して床に座ろう。
今現在、無宗教の私はこうやって「自分の場所」を探している。
2007年10月14日 参拝
2023年10月16日 再訪
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親切な思いやりとソーヤ・デ・ブリーズ