その⑨に続き、この章も「曽我の町を歩く」というタイトルにそぐわないが、旅の勢いとしてこうなってしまった...。 

まぁ蘇我氏のエリアの傍に、物部、安部という勢力があったということはわかる。

さて、初瀬街道(国道165号線)を「吉備」から「安部」を過ぎて「谷」という集落へ

その丘の上に阿部氏の祖先を祀り、磐余若桜宮のもう一つの候補地でもある「若櫻神社」がある。

池の内の稚櫻(わかざくら)神社から直線で3kmほどになる。


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旅 125


1段の高さが低い石段がなだらかに続く。神社には駐車場はなく桜井駅前から歩くのがいいと思う。

古墳の多いこの地域、この神社のある丘はある前方後円墳の後円部が残ったものといわれている。

旅 127
東殿祭神
伊波我加利命(イハガカリ-)

西殿祭神
大彦命

祭神の「伊波我加利命(イハガカリ-)」は、第8代孝元天皇の長子 大彦命<西殿に祀られている>の後裔で、日本書紀によると、景行天皇の東国巡幸においてうむぎ(ハマグリ)を調理し、最初の天皇料理長となった



旅 126
鳥居のすぐ横に「櫻の井」という伝承の井戸があって、この井戸が『桜井市』の名の由来。

少し離れた民家の横にあったものをこの境内に移したようだが、それでは意味がないような...気がせんでもない。 

伝承はこうだ


水は水量豊かで鏡の如く澄み、特別の甘味があり、昔から大和の七ツ井の1つで、ここは若桜部氏の祖神を祭る若桜(わかざくら)神社の北にあり、今から約1600年前、第17代履中(りちゅう)天皇が井のほとりに桜を植えて、清水をめでさせられたので「桜の井」と呼ばれた


旅 128
手水舎は覆い屋が新しく、違和感があるが意気込みが感じられる

旅 129
境内に入りすぐ左「金毘羅大権現」

旅 130
拝殿は池の内の稚櫻(わかざくら)神社同様の三角屋根の無い造り。やはりここも本殿には近づけない。

本殿は東殿、西殿の二社並列で、左・式内大社-高屋安倍神社、右・式内社-若櫻神社となっているという。

西殿の高屋安倍神社には阿部氏の祖先である大彦命、屋主彦太思心命 (ヤヌシヒコフトシタマ-)、産屋主思命(ウブヤヌシオモイ-)が祀られている。

元来「安倍文殊院」の近くに鎮座していたということだが、江戸時代の初めに当所に遷座した。

旅 134
祓い戸社は先ほどの金毘羅大権現の対面する位置にある。 

旅 135
句碑を撮影したのだが、調べあたらず不明。残念... 

旅 133
境内の中にあった穴の開いた石の中にいらっしゃった方はどなたでしょうか? この顔は見覚えが...

  2011年9月6日 参拝



蘇我の町を歩く2011.9.06行程MAP


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