『出雲国造神賀詞(いずも・くにのみやつこ・の・かむよごと)』というものの一説ににこうある

皇室を守護する神として「事代主命の御魂を宇奈提の神奈備に坐せ」と。 

大穴持命が国土を天孫に譲って出雲の杵築へ去るに当たって、自らの和魂と子女の御魂を大和に留めて皇室の守護とすべき事を誓うが、その中に「事代主の命の御魂を宇奈提」に坐せ・・」とあるのだ。

「宇奈提(うなせ)」は橿原市雲梯(うなて)とされると言われ、大穴持神(大国主神)一家の重要な場所の一つと言える。

そして大和に留めた子女の御魂とは2011/7/26に参拝した栢森(かやのもり)加夜奈留美命神社の祭神 加夜奈留美命に他ならない。


このあたりのお話に興味があれば⊳出雲国造神賀詞の神話

式内社である川俣神社は「高市御県坐鴨事代主神社」に比定されている。いつしか川股神社と混同されたようで、河俣の社号となったようだ。

現在、川股神社に比定されているのは、このあと参拝する木葉神社だ。ここから曽我川をはさんで南西300mほどの場所。

 

🔹川俣神社



旅 001
住吉大社から畝傍山の埴土を取りにくる行事に際し、当社で装束を整えたことから装束の宮ともよばれた神社でもある。 

 

旅 002
神社は北向き、西側に曽我川が流れる 

 

旅 014
曽我川

左手の森が川俣神社、橿原市雲梯町近郊は大きなでんぷん工場などがあったり、大きな幹線道路が走ったりとかで自然の景観はあまり残っていない。  

 

旅 004
「思はぬを思ふといはば 真鳥住む 卯名手の社の 神し知らさむ 作者不明」

万葉集の中にも、この神社は登場する(鳥居の右の句碑) 

 

旅 003
左手には「戦勝記念碑」が立つ 

 

旅 005
右手に手水舎と思える、手水舎だったと思える大きな岩があった。 

 

旅 006
拝殿と狛犬 

 

旅 007
左手の狛犬と囲いの中は御神木? 

 

旅 009
拝殿の裏には中門があり、この中に本殿がある。 祭神は鴨八重事代主神

 

旅 008
境内から外に出て、曽我川の堤防から本殿を見る。 

 

旅 013
 

旅 010
 

旅 011
 

旅 012
拝殿に戻り中を覗いてみた、たくさんの絵や絵馬が飾りつけられていて、そのどれもに物語があるのだろう。その物語を紐解くことが、この場所の意味を知るヒントなのかもしれない。 

前日9/5に橿原市へは夜に到着、湯・食・飲で幕を閉じたため6日からの記録となる。

 

     2011年9月6日 参拝 

 
蘇我の町を歩く2011.9.06行程MAP①