🔷南法華寺 通称壺阪寺②

「寺は壷阪、笠置、法輪」と清少納言の「枕草子」にも登場することから、平安時代にはすでに霊験あらたかな寺として知られていたのだろう

壺阪寺の正式名は「壷阪山 南法華寺」西国観音霊場の第六番札所で、昔から眼病に御利益のある観音様として有名。　

南法華寺というからには北法華寺というものがある。そう京都東山の清水寺だ。次回の旅で、タイミングよく清水寺千日詣に行くことになる。（これを書いているのは清水寺へは行ったのちのこと）  



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旅 167

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手水舎に向かって右隣にある天竺渡来 大釈迦如来石像の一団

真後ろは慈眼堂、左奥は三重塔、右奥は天竺渡来大石堂（納骨永代供養堂）　

⊵境内ご案内⑤ 

旅 172
大釈迦如来石像前を振り返ると、ごらんのようにヤギとカエルとお坊様

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手水舎に向かって左手には、脇に像を置いた石塔がある。


🔷多宝塔　

⊵境内ご案内⑦

旅 165

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多宝塔内の大日如来

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多宝塔の南側の階段を登りきった左脇にかわいいお坊様 　

⊵境内ご案内⑦

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多宝塔の西側にずらーっとお地蔵様が並ぶ

手前の赤い前掛けの石仏の目の先に、小さな池があるので不動明王だろう。  

旅 179
ここにも観音様とお不動様、池があって奥が「灌頂（かんじょう）堂」

⊵境内ご案内⑦

旅 180
青汁のような水の池、石仏が池に向いて禅を組む。　 

 

🔷灌頂（かんじょう）堂　

⊵境内ご案内⑧　
⊵灌頂とは

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中央が本尊の十一面観音。向かって右が高取城主本多因幡守政俊。左は豊臣秀長。 

 
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蟇股（かえるまた）の中に描かれているのは「麒麟」だろう。悲しげな表情。 

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灌頂堂前にある二足の仏足石

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灌頂堂の南向かいにある茶室のような建物。

多宝塔のフロアはこれですべて見た。次のフロアへ、そこは壷坂寺の中枢となる禮堂（らいどう／れいどう）そして八角円堂がある。

　　2011年8月9日　参拝


第5回奈良 勝者と敗者の聖地8.9行程


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