ならまち散策map、奈良町map などをみたらよく分かるが、見どころが密集しているのでゆっくりと時間を割いて歩くことをお勧めする。路地にこそ奈良文化の息吹が聞こえる。
「ならまちの世界遺産元興寺 前編」では元興寺の太古の瓦屋根まで紹介した。
今回の旅はエリア絞り、時間をたっぷりかけて「その空気」をしっかりと感じたいというのが狙いだ。
午前中を「興福寺」にあて、午後を「ならまち&元興寺」に割いた。
そして今からは元興寺の後半と、ならまち散歩~奈良写真美術館」までの行程を記そう。
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極楽坊本堂から外を観る
そのあと庭に降りて庭園の西側から屋根瓦を眺めながら、ふと目を下にやると三鬼目をみつけた!
境内を極楽堂と禅室を柱に、時計回りで拝観している。
三鬼目のアニキのすぐ横には「弁天さん」が祀られている。 おやっ井戸の手前に何かいるぞ ~
いたいた四鬼目
寺務所へ行く路地も趣がある。大きな壺が等間隔に並び、三つ目には花が活けられている。壁に付けた行灯も夜は綺麗なんだろうな。 この先に石舞台(平らなステージのようなもの)、そしてその脇に役行者像があるが未撮影。
これはその石舞台の上から撮影した一枚。やはり瓦に目が行く。
手前が禅室、奥が極楽坊、それぞれの北側の雄姿だ。立ち並ぶ草木は萩か?山吹か?
見事な枝振りの桜、根元にいるぞ~ 五鬼目だ。
境内を一周してきたところに大きな岩がある「かえる石」という。
よく見れば石の右下に「蛙」もいるなぁ(笑)
このあと宝物館にて「国宝・五重小塔(奈良時代)」を始め数々の寺宝を拝観し、居心地の良さの余韻に浸りながら寺を後にした。
このあと少し距離があるが、歩いて「奈良写真美術館」まで行ってみることにした。
ならまちのお店の粋な路地
「春鹿/今西清兵衛商店」だ。有名な日本酒の蔵。
のきからぶら下がっている鉄製の灯篭。夕刻からは点灯するのだろうか
風情溢れるお店
民家の間を歩いていくと、近代的だが違和感のない「奈良写真美術館」の建物が現れた。
この日は「平城遷都1300年記念 入江泰吉 大和路巡礼IV ―平城京―」という企画展をじっくりと拝観した。
暑い日には美術館や資料館などを行程に盛り込むといいと思う。
この次の週(7/4~5)は「元興寺」のルーツ、日本最古の大仏、明日香の「飛鳥寺」を訪れた。
そして、かつての遺構「山田寺跡」「川原寺跡」「大官大寺跡」なども巡ってみた。
2011年6月21日 拝観
奈良 勝者と敗者の聖地~2011.6.21の行程MAP
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