🔷名柄村を歩く

鴨氏の中から渡来人を束ねることのできる有能な人物が出た村と言われている「名柄村」葛城の地の長江の曽都比古と云う人物がその人だ。

長江とは長柄の事で、最終的に名柄となる。歴史は進み、藤原不比等の所領となるが、興福寺に寄進された後には幕府領となって金剛山登山口の宿場町となり繁栄した。

そんな繁栄時期の名残の住宅がある。それも慶長期(1595-1615)というから驚きだ。関ヶ原の合戦の前後ということになる。中でも一番古いのが「中村邸」↓だ


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名柄村の位置は水越街道(御所市と河内・千早赤阪村を結ぶ)と名柄街道(大和盆地西縁を南北に走る別名葛城古道、西の山辺の道とも)が交差している所、まさにかつては一等地だったのだろう。

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中村家住宅 切妻造段違、本瓦葺 

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補修、管理が行き届いている外観。是非中を見てみたいものだ 

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少し雨が落ちてきた、濡れると一段と木目が美しい

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鬼瓦もバランスを崩していない中村家代官屋敷

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中村家住宅に向う途中通過した大きな醤油蔵(片上醤油)



このあたりの町屋の四割近くが江戸~明治中期に建築されたという。時間が許すならば、絶対に歩いて回りたいエリアだ。 いくつかのアート的建物をスナップした。

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素晴らしい計画性というか、根気がなせる技だわ。脱帽 

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右側のドアの窓には「夜間公衆電話」とある。電電公社のあとだろうか?夜は右のドアが開放されていたんだろう。 

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  2010年11月2日 朝歩く 


奈良11月 神と人の間の葛城11.02の行程


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