仁和寺の西側から北に延びる国道162号線は別名周山街道と呼ばれ、福井県小浜までのツーリングには最高のコースだ。

今回の目的地は梅ヶ畑高尾町の「神護寺」 時間をたっぷりと使って散策したい。周山街道に入る前ちょっと寄り道。
 

🔹月読神社



かつて嵐山嵯峨野など平安京の西側、特に渡月橋で渡った桂川の西側は月の世界とみられていたようだ。その渡月橋の先(西側)には有名な松尾大社 がある。 

そしてこの「月読神社」は俗に言う「松尾七社」の一つとなっている。二百年以上も松尾大社より古いのにである。⊳京の歴史と文化と人物【スサノヲの京都学】京つう 

 

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案内板にある歌荒樔田の比定地については、桂川近くにあって古く“神野”(カンノ)と書いた“上野”(現桂上野)が有力で他は、桂里説、有栖川流域説などがある。 詳細⊳月読尊

 

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案内板の横に押見宿禰公のことが書かれてある石碑がある。

これは押見宿禰公の子孫である松室同族会が、かつて押見宿禰公の霊所があった当地に昭和42年に建立した。壱岐と日本国家成立 ⊳壱岐県主(あがたぬし)

 

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神門 

 

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最初に目に入るのがこの「舞台付き拝殿」「舞殿」のほうがぴったりかな...石畳も粋な並びだ。 

 

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神水「解穢の水(かいわいのみず)解穢とは、けがれを除くの意。 

 

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本殿 御祭神は「月読尊」 

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本殿の真正面で振り返り「舞殿」の拝所を見る月読尊の目線。

 

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陰陽石とは男女の陰部に似た形の石をいう。奈良の飛鳥にみられるような古代信仰の名残りだろうか...  

 

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天鳥船神を祭神とし、毎年神幸祭の前に渡御安全祈願祭を執行する末社「御船社」


系譜から判断すれば天照、月読の兄弟にあたる神である。 天鳥船神が祀られていることは当社のツクヨミが、元もと海人に信仰されていたことを示唆するという。

 

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境内の一番南端にある意味深な池

 

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この石↑人が向こう向きに座って、少しうつむき加減なようにも見える。 

 

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月読尊を崇敬した聖徳太子を祀る 

  

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月延石(通称安産石) 


この石は神功皇后の朝鮮出兵の際、臨月だった皇后が霊石を腰に挟み冷やし、出産を遅らせて帰還後の出産を祈願したという「鎮懐石伝承」に基づくもの。

甕州府史(1684年江戸前期)によれば、「欽明天皇2年/630年8月に伊吉(壱岐)公乙等を筑紫伊都県に遣わして、神石を求めさせ、当社に納めた」とあるらしい。 

合計3個あったこの石の後の2個は壱岐の本宮八幡神社福岡県の鎮懐石八幡宮に奉納されているという。 

 

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境内の一番北の端にあった「むすびの木」 


仲良く3本の幹が伸びているこの木にお願いすることは、縁結びや恋愛成就とのこと。昨夜の中秋の名月、そして翌朝の月読尊への参拝を経て、神秘的な「月」信仰に興味がふつふつと...やばいぞ。

 

     2011年9月13日 早朝


大覚寺「観月の夕べ」と神護寺 2011.9.12-13行程MAP