🔷芳春院(ほうしゅんいん)

大徳寺の塔頭の中では最も北にある、前田利家の正室まつの塔頭
<通常非公開>


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大仙院を出て、境内の一番北側にある芳春院(ほうしゅんいん)、参道に皐月がきれいに並んでいる。

芳春院とは加賀100万石、前田利家の正室まつのこと。詳しくは下の解説版を。⊳境内図

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参道の左手は青もみじが多い

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かわいい 

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芳春院 

通常は非公開だが秋の定期拝観を待ちたい


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🔷龍泉庵

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芳春院参道から左手に枝道があり、早朝座禅をされている「龍泉庵」がある。海外からのお客様が多いようだ。⊳境内図

 

🔷瑞峯院

拝観可能な四つの塔頭の三つ目。最初に拝観した龍源院の西側裏手にあたる。なんでもキリシタン大名として知られる大友宗麟が縁の塔頭ということで楽しみだ。⊳境内図



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表札には「瑞本院」とあるが?

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鍵形の参道の一角に異彩を放つ草。 

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玄関も見事な美しさ 

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玄関あたりから今くぐったところの門を振り返る

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方丈南庭園に最初に向かうが、その導入部分には簾があり、やんわりと魅せる。 

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方丈南庭の「独坐庭 (どくざてい)

蓬萊山から延びる半島と小島に打ち寄せる荒波を砂紋で表現。百丈禅師が呼唱された「独坐大雄峰」という禅語からの銘名。

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大海に浮かぶ島を表現している 独坐庭/どくざていの左側

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鋭角な石が立つ、まさに朝鮮の金剛山<独坐庭/どくざていの右側>

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襖絵とその前の像に塔が乗っている(方丈にて) 

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世界的名山朝鮮の金剛山の風景を、延べにして三十三間に及んで描かれている(野添平米作/↓で彼の代表作品が見ることができる)



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瑞峯院開祖の大満国師の木像からの目線はこんな感じ

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茶庭 餘慶庵(よけいあん)

一木一草を用いずに、青石を一面に敷きつめ、中央近くに立手水鉢を設けた斬新な茶庭であったと言われているが、近年改築され、写真のように松や苔の植栽に飛び石という典型的な茶庭となったようだ。

餘慶庵(よけいあん)は表千家8代目啐啄斎宗匠好みの席の写しである。

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中庭 

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閑眠庭(かんみんてい)

キリシタン大名 大友宗麟の思いを汲んだ枯山水の庭で、少々わかりづらいが7個の石組みが十字架を形作っている。

「閑眠高臥して青山に対す」という禅語からの銘名。

⊳いくつかの写真

閑眠庭・独坐庭・茶庭のいずれも重森三玲の作庭によるもので、昭和36年/1961年に開祖 大満国師の400年遠忌に作庭された。

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安勝軒 

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表千家第12代惺斎の好み。大徳寺山内唯一の逆勝手席になっている。

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閑眠庭(かんみんてい)の一角から路地が続く。かすかに見えている屋根が千利休の待庵を平成になって復元された「平成待庵」だ、非公開。

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瑞峯院を出てすぐ右隣りの塔頭の玄関にも皐月と松が見える


🔷大慈院



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精進鉄鉢料理 泉仙<いずせん>への路地は大慈院の参道内にある

大徳寺の常時拝観可能な塔頭4箇所中を3箇所を拝観した。

大徳寺内最古の塔頭「龍源院」日本最古の床の間と玄関の「大仙院(撮影不可)」そして「キリシタン大名の塔頭「瑞峯院」

時間は気がつくと車を停めてから5時間以上が過ぎていた。集中して拝観すると思いのほか疲労感があるものだ。

後の残りの一箇所の細川家菩提寺高桐院(こうとういん)は悔しいが次回のために置いておくことにする。

四季の変化と20もの塔頭、組み合わせは相当な数になる。

できることならば機会を見て制覇してみたいものだ。

  2011年6月7日 拝観



続 青もみじの京都~2011.6.6-7の行程MAP


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