京都 六角さん

京都中京区の繁華街の中、まさに京都のへその位置、ビルとビルの谷間に六角さんはひっそりとある。　

天台宗 紫雲山 頂法寺（ちょうほうじ）が正式名。　

本尊は如意輪観音（秘仏）であり西国三十三箇所第十八番札所。

本堂が平面六角形であることから、六角堂の通称で知られ、華道の家元 池坊の発祥の地としても知られる。

⊳六角堂頂法寺のサイト 

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旅 030
山門 ⊳境内図

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山門を入って真正面の本堂

内陣には秘仏本尊如意輪観音像を安置し、向かって左に毘沙門天立像（重要文化財）右に不動明王立像を安置。

本尊は1月の17、18日のみ拝観可。

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重厚な本堂と名物「縁結びの柳」⊳境内図

旅 050
縁結びの柳 

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手水舎とその向こうに並ぶ十六羅漢と邪鬼  ⊳境内図

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合唱地蔵

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ちょうど羅漢の真上にパラソルのように枝を広げているのが「御幸桜」

⊳御幸桜満開時の様子

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親鸞堂　⊳境内図

六角堂といえば親鸞聖人、建仁元年/1201年29歳の時、毎夜比叡山を下り、この六角堂に百日参籠したことは有名な話。

⊳親鸞六角堂参籠

そしてこの親鸞堂には、夢のお告げを聞いておられる姿「夢想之像」と六角堂参籠の姿を自刻されたと伝える「草鞋の御影」を安置。

親鸞堂の手前右に親鸞聖人の像、そしてその奥に仏像（未確認）が二体、そしてさらに右奥に祠が二つ。  

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向かって左が「日彰稲荷」


右手の大きな祠
唐崎の松で有名な琵琶湖畔の唐崎神社（祭神は女別當命／わけすきひめのみこと）　
天満社（祭神は菅原道真）
祇園社（スサノオノミコト）の三柱の神が合祀されているようだ。


「唐崎の松」で有名な琵琶湖畔の唐崎神社の記録↑

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先ほどのかわいい「合唱地蔵」と良く似ているが、こちらは花を持っておられる「一言願い地蔵」

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今は白鳥が毎日優雅に沐浴中だが、噛むそうなので要注意！

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本堂の裏手の壁にあった  

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本堂拝所の上の屋根と、その後の六角堂の屋根の頂点は黄金色　

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邪鬼が支える焼香釜

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石不動（右手）の手前に安置されているのは不動明王。

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こちらがお堂の中の石不動。石の前に小さな不動明王と脇仏がある。花はやはりいけばな発祥の地にふさわしく立派なお手前。

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これがへそ石、京都のど真ん中

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鐘桜堂は一度山門を出て道を挟み真向かいにある。

旅 055
京都サンボア

創立100年を超える老舗バー、発祥は神戸と言うから、私にとっても特別な、また神聖な場所だ。夕刻の慌しい時間帯をのんびりと過ごすのは贅沢この上ない。この日は小雨模様なので、夕日を見に行くことをやめて、歴史に浸った。

　2011年5月30日　参拝


青もみじの京都～2011.5.30-31の行程MAP


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