🔷地祇神社(ちぎ--)

観音寺のすぐ脇、西側の小高い岡の上に「地祇神社(ちぎ--)」がある。

元はと言えば観音寺の北東の山手にあったが、天文年間/1532~1555年に現在地に移った。推測するに鬼門を封じるための神社だったのかもしれない。


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旅 183
覆殿に守られた本殿

旅 182
祭神はの三神

大国主命
山王権現の大山祇命
活気長足比売命

旅 184
本殿の中の狛犬は30~40cmぐらい 

旅 185
覆殿に覆われた摂社は、祈雨神社と稲荷神社である。

観音寺、地祇神社から東へ、この旅の出発前から気になっていた神社がある。 



🔷酒屋神社



旅 186

旅 188
祭神の津速魂神(つはやむすびのかみ)とはアメノコヤネの曾祖父という神で中臣氏の祖神とされる。   

旅 187

旅 189
割り拝殿

旅 190
本殿はすばらしいデザインだ

旅 191
真正面、拝所の目の前の板細工が、実に巧妙かつハイセンス

旅 193
隙間から本殿の祠を撮ってみた。

よーく見るとほんとに細かなところまでデザインされている。斜め格子のすぐ上の縄ののところの僅かな隙間にさえ彫り物が施されている 

旅 192
拡大してみると鶴だろうか? 見事の一言に尽きる。 

旅 194
こちらも隙間から失礼

旅 195
本殿に向かって左側にある摂社のマンション、合理的というか、土地の有効活用。

旅 196
石碑に神々の名が書かれてある。

本殿から東側に摂社が並んでいるので、そちらに歩いていってみた。最初は「若宮春日神社」

祭神がアメノコヤネの息子の天押雲根命(あめのおしくもねのみこと) 

次が「天満宮」、おなじみの菅原道真である。で、次は「多賀神社」御祭神はイザナギ、イザナミ。 

そして...

旅 197
龍王神社

木津川を挟んで井手の雨乞いの神事で祈り奉った「竜神」とは、漢字が違うが関係あるのでしょうか? 誘われるように、ごく自然に、あたりまえのように足が向かう。 

旅 198
小さな不自然なサイズの祠が圧倒的な存在感を発揮している。祠の前は小さながらも池?沼?よどんではいたが水がしっかりと溜まっていた。

この場所は、ゆるやかなすり鉢状の底で、同じような太さの竹や木々が周りを隙間なく、祠を守るかのごとくとり囲んでいる。

ふと、なにか自分が囲まれて、ある集団に見られているような気もしないわけではなく、一番パワー感じる方角を一枚撮影してみた。↓ 

旅 199
あまりにも神々しく美しい

なぜかしらこの場所が印象に残った、あと昨夕の竜王の滝と...どちらも竜王..ここは陽、竜王の滝は陰か...竜王の滝は怖かったが、ここは怖くなく、でも視線は感じた。

不思議だ_

旅の終わりにもうワンステップ、酒屋神社の案内板に「江津区にある佐牙神社とともに酒造りに縁のある神社である。」とあったので寄らずにはいられない


🔷佐牙神社



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旅 200
六足の鳥居

旅 201
境内に入る手前にあった解説板 

旅 202
境内入ってすぐ右側に小さな祠があるが御祭神は不明

 

旅 203
拝殿

敏達天皇二年/573年の創建と伝える式内社である。造酒司の*奉幣があったとも伝え、 我国の酒造りの発祥と関係が深いものとみられている。 

三山本にあったものを永享年間(1429~1441)に現在地に移すとある。 今も三山本に*御旅所があり、祭日には神輿の*渡御がある。

なお、江津の遠藤川南側、木津川との合流点付近にあったとも言われている。 <神詣さんより引用>

江津は地名としてはなくバス停名で残っているようだ


旅 204
拝殿の格子の隙間から本殿の二つの祠を見る。 

まったく気がつかなかったが、この拝殿の手前の壁上部には飯岡の咋岡(くいおか)神社同様、酒枡と杵(きね)を貼り付けた額が多数貼り付けられている。 

旅 205

仲良く左右対称の二つの祠 

祭神は酒造用水を守護する男女二神

佐牙弥豆男神(北殿)
佐牙弥豆女神(南殿)

現本殿(二棟 国指定重要文化財)は、天正十三年/1585年の再建とされるが、形式は古く、 ことに身舎の蟇股は左右対称の図案で室町時代初期と考えられ旧建物の一部の再利用とみられる。

南北二棟とも同形式の春日造で、屋根は檜皮葺きである。(神詣さんより引用)

祭神の酒造用水を守護する男女二神の佐牙弥豆男神(北殿)と佐牙弥豆女神(南殿)とは唐国から来た酒を造る曽保利と曽々保利という二人のことかもしれないと言われている。 

そして最期に凄い歴史を発見した。以下は「竹取物語」研究所よりの引用である。


京田辺市飯岡の延喜式内咋岡神社は、酒殿の神を祀り、興戸の延喜式内酒屋神社は、酒を製造     した場所とされる。

三山木の山崎神社には、延徳二年(一四九〇)の「曾保利弟 曾々保利 蹟 (以下略)」の 古文書がある。

このように山本駅一帯は、古代から酒造りの「さか」 (酒)にちなむ神社が沢山ある。


そしてこの研究所はこうも言う

「竹取の翁」の家は「山もと」の近く... 


旅 206
本殿に向かって左右対称の位置に小さな祠がある

こちらは南殿の脇「太神宮」祭神は 天照皇大神

一方北殿の方は「蛭子神社」祭神は事代主命。この祠の配置は岡山の吉備津彦神社にも見られたものだ。

最後の最後で大きな扉がまた開いてしまった。ひとつひとつ、もつれを解すように記録していく作業は長いときは完成まで3時間を越える。

リンクも数えきれないぐらい開くのでタブもずらーっと並んで大変(笑) とにかく一歩ずつ進むしかないな。

今回で綴喜郡井手町 京田辺の旅の記録は完結となる。次回からは「岡山玉野市 宇野港周辺の旅」の連載だ。

念願の備前 閑谷学校の落ち椿の絨毯も三度目の訪問でようやく見ることが出来た。二日とも天候の移り変わりが激しかったが、いい写真が撮れたのでホッとしている。 

最期に井手町と京田辺のマン ホールを記録しておく。

SBCA0079

SBCA0039
井手は桜、京田辺はひらどつつじ

  2011年4月5日 参拝



綴喜郡井手町 2011.4.5の行程MAP



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