『京都 花の道をあるく松本章男』


今までに何度もご紹介しているこの本の『萩』のモデルコースを歩くことにした。早朝の散策はなんとも気持ちがいい。

スタートは京都御所の東側、梨木神社



🔷梨木神社 /なしのきじんじゃ





【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!
全国のレンタカー30社比較・予約!1日2000円の最安値!スカイチケットレンタカー  
【PR】初心者からデイトレーダーまで好評の取引ツール【DMM FX】
田舎暮らしを体験しよう。STAY JAPAN
高速バス比較サイト【バスブックマーク】

 
Image014
梨木神社の萩のピークは毎年ほぼ9月10日~15日という。この日はは1週間ほど遅れたためかピークはやや過ぎた感がある。

Image015
祭神
三條實萬
三條實美





知と行動を兼ね備えた学問の神。旅の安全をお祈りし、梨木神社をあとに北東へ、鴨川を渡り、出町柳駅傍の知恩院の末寺「萩の寺 常林寺」へ 


🔷萩の寺 常林寺




Image016

Image017
本尊
阿弥陀三尊像


Image018
白と赤の萩の花とススキ

写真には写っていないが、大きな芙蓉の花の木が見事な一体感を見せてくれていた。小さな寺ながらその美しさは感動的。

さて、さらにここから東へ1kmほど歩き京大キャンパスを越えて南に下る。厄除けまいり発祥の社、日本国中の神を祀る『吉田神社』がある。


🔷吉田神社

厄除開運、方除、良縁と女性に特別の得を授ける神として知られており、節分祭で有名な威厳のある神社のようだ。




Image019


🔹大元宮(重要文化財)

Image020
中国古代の宗教思想の影響を受けたと思われる八角形の珍しい祠の大元宮(重文)、本殿背後に八神殿があり、外宮宗、内宮源はじめ全国の神3,132の神体を祀る。

*外宮宗の宗とは万法一に帰すること、「内宮源」の源とは一切万物の基を指すの意味。

*八神殿とは、天皇の身を守護する八柱の神々を祀る

神産日神(かみむすびのかみ)
高御産日神(たかむすびのかみ)
玉積産日神(たまつめむすびのかみ)
生産日神(いくむすびのかみ)
足産日神(たるむすびのかみ)
大宮売神(おおみやのめのかみ)
御食津神(みけつかみ)
事代主神(ことしらぬしのかみ)

 

さらに進もう

吉田神社 大元宮からすぐのところ右手に参道が見える。太陽神 天照大神を信仰する幕末の新興民衆宗教の一つ黒住教を祀る宗忠神社だ



🔷宗忠神社




Image021
めずらしい穴のあいた石碑が参道の入り口に

東側に三重の塔(真如堂)が見える、京都ならではの風景に見とれながら坂道を下っていく。ほどなく萩の群生が現れる。 


🔷迎称寺

Image022
遊行六代の一鎮上人が開いたとも言われる時宗の寺院。通常非公開で本尊は阿弥陀如来像。洛東第9番・萩の霊場

ガイドブックにもあまり見ることのない萩の名所。鄙びたムード、大好きな場所。




Image023
洛東九番萩の霊場迎稱寺とある

Image024
崩れかけた土塀と萩がしっかりと歴史を感じさせてくれる。

「萩のコース」の最後のポイントは、平安の昔から女人往生を約束する念仏道場だったという、紅葉でも有名な真如堂。


🔷真如堂 







🔹赤門 

Image025
神がころばないように敷居がない

  

Image026
広々とした敷地にそびえる三重の塔に青もみじが見事。

真如堂のはずれから小径が南へ、会津蕃殉教者墓地、そして金戒光明寺の墓地。このあたりが黒谷と呼ばれる。ここを下ればもう岡崎、平安神宮の東北にあたる。

黒谷周辺を歩いた記録


京都御所横の梨木神社からここまでゴージャスな約4kmのコースである。

  2009年9月22日 萩の花



京都の萩のモデルコース 

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!
全国のレンタカー30社比較・予約!1日2000円の最安値!スカイチケットレンタカー  
【PR】初心者からデイトレーダーまで好評の取引ツール【DMM FX】
田舎暮らしを体験しよう。STAY JAPAN
高速バス比較サイト【バスブックマーク】