『京都 花の道をあるく松本章男』


今までに何度もご紹介しているこの本の『萩』のモデルコースを歩くことにした。早朝の散策はなんとも気持ちがいい。


スタートは京都御所の東側、梨木神社 なしのきじんじゃ

 

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梨木神社の萩のピークは毎年ほぼ9月10日~15日という。今回は1週間ほど遅れたためかピークは屋や過ぎた感がある。

  

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祭神は三條實萬三條實美。知と行動を兼ね備えた学問の神。旅の安全をお祈りし、神社をあとに北東へ、鴨川を渡り、出町柳駅傍の知恩院の末寺「萩の寺 常林寺」へ 

 

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本尊は阿弥陀三尊像

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白と赤の萩の花とススキ、そして写真には写っていませんが、大きな芙蓉の花の木が見事な一体感を見せてくれていました。小さな寺ながらその美しさは感動的でした。
 

さて、さらにここから東へ1kmほど歩き京大キャンパスを越えて南に下る。厄除けまいり発祥の社、日本国中の神を祀る『吉田神社』がある。


厄除開運、方除、良縁と女性に特別の得を授ける神として知られており、節分祭で有名な威厳のある神社のようです。

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大元宮(重要文化財)

中国古代の宗教思想の影響を受けたと思われる、八角形の珍しい祠の大元宮(重文)本殿背後に八神殿があり、外宮宗、内宮源はじめ全国の神3,132の神体を祀る。


*「外宮宗」の宗とは万法一に帰すること、「内宮源」の源とは一切万物の基を指すの意味。

*八神殿とは、天皇の身を守護する八柱の神々を祀る

神産日神(かみむすびのかみ)
高御産日神(たかむすびのかみ)
玉積産日神(たまつめむすびのかみ)
生産日神(いくむすびのかみ)
足産日神(たるむすびのかみ)
大宮売神(おおみやのめのかみ)
御食津神(みけつかみ)
事代主神(ことしらぬしのかみ)

 

さらに進もう

吉田神社 大元宮からわずかのところ右手に参道が見える

太陽神 天照大神を信仰する幕末の新興民衆宗教の一つ黒住教を祀る

宗忠神社



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穴のあいた石碑がめずらしい参道の入り口。 東側に三重の塔(真如堂)が見える、京都ならではの風景に見とれながら坂道を下っていく。 ほどなく萩の群生が見えてくる。 
  

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迎称寺 ⊳サイト一覧

ガイドブックにもあまり見ることのない「萩」の名所です。 鄙びたムード、大好きな場所です。
 
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「洛東九番萩の霊場迎稱寺」とあります。

 

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崩れかけた土塀をそのままにしてくれている迎称寺さんに感謝です。しっかりと歴史が見れる名所です。

 

「萩のコース」の最後のポイントは、平安の昔から女人往生を約束する念仏道場だったという、紅葉でも有名な


真如堂 



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赤門 神がころばないように敷居がない

  

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広々とした敷地にそびえる三重の塔にもみじの緑が見事。

  

真如堂のはずれから小径が南へ、会津蕃殉教者墓地、そして金戒光明寺の墓地。このあたりが黒谷と呼ばれる。ここを下ればもう岡崎、平安神宮の東北にあたる。京都御所横の梨木神社からここまで約4kmのコースである。


       2009年9月22日 萩の花

9月の京都 萩の花と祭りと食彩その①
『萩』のモデルコース