鳳凰堂から宇治神社へ向う途中。宇治川を渡る橋のたもとにひっそりと咲いていたかわいい紫の花、おそらくキキョウ科のプラティアという花だと思う。

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🔷宇治神社

本殿が国の重要文化財、元は宇治上神社と同じだったが明治維新後に分かれたという。なぜ? 


本流と支流に分けるためだろうか?

父の応神天皇に次の天皇と指名された莵道稚郎子 /うじのわきいらつこ は日本書紀のみの記載だが自害までして、兄に即位を譲る話は美談として扱われているのに。そして兄は即位して仁徳天皇となる。なにかしっくりこないような気もするが...

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応仁天皇の末の皇子、莵道稚郎子 /うじのわきいらつこ が祀られている。また、パワースポットでもあるという話、HPの境内図にも記されている。



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🔷 宇治上神社

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世界遺産 国宝 

正式名称は「宇治離宮明神」莵道稚郎子 /うじのわきいらつこ、応神天皇、仁徳天皇を祀る。

本殿は日本最古の神社建築。いくつかの資料を見たが祭神として父、兄よりも前に莵道稚郎子 /うじのわきいらつこ が表示されている







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緑の木々が清涼感を、門を入った先に例の「立砂」が。その後ろが拝殿(国宝)だ。

▼例の立砂とはこれのこと




🔹拝殿(国宝)

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本殿側から振り返って撮った。鎌倉時代前期の宇治離宮を移築したものといわれ、神殿造の趣きを伝えている。


🔹本殿(国宝)

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覆屋 /おおいや の中に、一間社流造 /いっけんしゃながれづくり の三つの内殿があり、三神を祀っている。

推定では平安時代後期のもので神社建築として日本最古。覆屋は内殿を保護するために、鎌倉時代に造られたものと考えられてる。

この本殿のスタイルどこかで見たことがある!そうだ「姫路・廣宮神社の敷地内・摂社 天祖父社」が良く似ている。↓のブログに摂社 天祖父社がある


本殿右隣に意味ありげな大きな岩があって、藤原氏ゆかりの春日神社の摂社があった。その横には厳島社、香椎社、住吉社と並ぶ。



🔹宇治七名水 桐原水 /きりはらみず

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現存最後の一つとなった宇治七名水「桐原水」が今もしっかりと湧き出てる。

宇治七名水、そして七銘茶というのもあった。ここではじわ~っと何かエネルギーを感じた気がした。




境内の素朴さも居心地のよさを誘引しているのだろう。本殿前に立つとおのずと気持ちが引き締まる。

本殿左手には稲荷社が、そして調べがつかない「武本大神」なる稲荷社もあり、なにかに引かれるように石段を山の方へ少し登ってみた。

やはりここも後ろに大吉山と言われる仏徳山、向って右手に平等院の山号でもある朝日山とがあって神秘的なムードが漂う気配


このあとは源氏物語ミュージアムに行き、熱さもしっかりと凌いで、夕刻を待って宇治側上流・宵待橋付近の名所にて「ホタル鑑賞」を楽む。



  2008年6月10日 参拝





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