🔷紀三井寺 紀三井山金剛宝寺護国院
丸一日、高野山を満喫し、宿泊は和歌山市内、旅の朝は大好きな朝食バイキングでしっかりと食べた
朝一の行き先は紀州にある、三つの井戸のある救世観音宗/の総本山。
山号は紀三井山。院号は護国院。本尊は十一面観世音菩薩。寺号は金剛宝寺であるが、紀三井寺の名前で知られ親しまれている。
西国三十三所観音霊場第2番目の札所
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紀ノ国屋文左衛門は、ある日、母を背負って紀三井寺の表坂を登り、観音様にお詣りしておりましたところ、草履の鼻緒が切れてしまいました。
困っていた文左衛門を見かけて、鼻緒をすげ替えてくれたのが、和歌浦湾、紀三井寺の真向かいにある玉津島神社の宮司の娘「おかよ」でした。
これがきっかけとなって、文左衛門とおかよの間に恋が芽生え、二人は結ばれました。とさ
そんな縁を結んだ場所がこの石段
🔹芭蕉句碑
坂の途中にあった芭蕉句碑、花見を期待してきたのに、既に散始めていた桜を仰いで詠んだ句。紀三井寺は「日本さくら名所百選」に選ばれている。
▼紀三井寺の桜と芭蕉の句に関する内容
🔹本堂
本尊は十一面観世音菩薩、秘仏・千手観世音菩薩と合わせて50年に一度の公開。
⊳2020年追記/今年がその公開年、9月20日~12月20日まで。
⊳秘仏千手観世音菩薩の写真
🔹霊木タブノキ(イヌグス)
応同樹と呼ばれる所以は、病に応じて薬となると云われるからで、その昔紀三井寺の開山為光上人が竜宮へ説法に行かれ、龍神からお礼に戴いた七種の宝物の内の一つ。
この木の葉を浮かべた水を飲んだり、煎じて飲んだり、或いは首に掛けておくと病に応じて薬となると云われる霊木だ。
今も紀三井寺の境内にはしっかりと、応同樹の代々の孫木が生育している。
展望台からの見晴らしはすばらしく、海の向こうに淡路島も見ることができた。
心地よい風と、山の空気、清らかな水の音が心と身体をそっと癒してくれるいい場所だ。
新しい大仏さまを拝する大きな建物も完成しており(まだ見れなかったんが)今後も、さらに賑わうに違いない。
きれいな「蹲(つくばい)」
2008年5月14日 参拝
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