大津に唐崎という神聖な場所がある。そこは古来より、朝廷を始め国家の大事にあたっての祓 /はらい を行なう霊場であった

同時にその場所は、柿本人麻呂や松尾芭蕉など古人が数多くの詩歌を残す名勝でもある


🔷近江八景  唐崎の夜雨 /やう
 
日吉大社摂社 唐崎神社のこと

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!
全国のレンタカー30社比較・予約!1日2000円の最安値!スカイチケットレンタカー  
【PR】初心者からデイトレーダーまで好評の取引ツール【DMM FX】
田舎暮らしを体験しよう。STAY JAPAN
高速バス比較サイト【バスブックマーク】



SBCA0167
まだ午前の早い時間。朝日が境内を照らしている。無駄なものが一切ない、本殿のすぐ後ろは琵琶湖、見事な景勝地。

SBCA0168

SBCA0169

SBCA0170
手水舎はどことなく女性的 


🔹拝殿

SBCA0171
拝殿も清潔ですがすがしい


🔹本殿

SBCA0173
小さいながらも重厚な屋根

祭神女別当命 /わけすきひめのみこと は日吉大社神職家の始祖 宇志丸宿弥 /ことのたちうしまるのすくね の御妻君。

日吉大社の摂社で、持統天皇の代である697年に創建されたと伝えられる。

女別当命を祭神とすることから、婦人病平癒のご利益があるとされ、古くより女性の参拝客が多く訪れている。




SBCA0178
本殿の大瓦には松の紋「左三階松

633年 天智天皇のころ、田中恒世という漁業の祖神が、八柳浜<下坂本>の沖で漁をしていた時、大和国三輪明神日吉神社西本宮の祭神大己貴神が降臨。

恒世はこの神に粟飯を献上し、ここ唐崎の松の下までお送りしたという。これが日吉大社山王祭で行われる唐崎沖での栗津の御供神事 /あわづのごく-- の起源だ。


唐崎神社が創建されたのは持統天皇の御代の697年で、大和国三輪明神日吉大社西本宮の祭神大己貴神が降臨の折、唐崎から日吉までのご案内役を務めた琴御館宇志丸宿弥 /ことのたちうしまるのすくね の妻・女別当命 /わけすきひめのみことを祭神としている。

祓いの神でもあるということで神秘の女神瀬織津姫神 /せおりつひめのかみ の影がちらつく。もし同一人物なら一大事だと言われている。

⊳瀬織津姫神




🔹唐崎の松

SBCA0176

初代の松は1591年/天正9年に大風で倒れ、2代目は1921年/大正10年に枯れ、今の3代目の樹齢は150~200年という。

金沢13代藩主前田斉泰 /なりやす がここ唐崎松から種子を取り寄せて育てた4代目の唐崎の松が、兼六園のなかで最も枝ぶりの見事な木に成長しているのは夢がある話だ。




SBCA0175
目の前の松葉からてっぺんまで

SBCA0174


 辛崎の 
 松は花より 
 朧 /おぼろ にて

  
       松尾芭蕉 
         貞享2年/1685年 42歳

  
  2010年11月16日 参拝


この日の行程

【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!
全国のレンタカー30社比較・予約!1日2000円の最安値!スカイチケットレンタカー  
【PR】初心者からデイトレーダーまで好評の取引ツール【DMM FX】
田舎暮らしを体験しよう。STAY JAPAN
高速バス比較サイト【バスブックマーク】