大きな叡福寺の真向かいの、細い坂道を上がると小さな寺がある。元は叡福寺の塔頭の一つで法楽寺と称した。

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南向山  西方院  浄土宗



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振り返ると叡福寺が見える

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聖徳太子の死後に、その乳母であった月益姫、日益姫、玉照姫(それぞれ蘇我馬子、小野妹子、物部守屋の娘とされる)の3人が、剃髪して仏門に入り、墓前に お堂を建立して、太子の冥福を祈ったのが寺の始まりと伝えられており、また日本最古の尼寺とも言われている。   

 

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山門の左手には立派な菊が並んでいた。どの植物たちも手をかけている丁寧さが伝わってくる。美しい門構えだ。

 

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本堂


本尊は、聖徳太子作と伝える阿弥陀如来。屋根には丹後でよく見かけた前傾姿勢の狛犬瓦?が。

 

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観音堂


恵心僧都作と伝える十一面観音菩薩像が奉れている。

           

聖徳太子が眠る叡福寺をそっと見守るというのがぴったりな存在感。太子の人徳が権力をも無力にさせたのだろうか? 物部、蘇我、そして小野氏出身の三人の乳母たちが太子亡き後出家し、共にここに眠る。 

 

     2010年12月6日 参拝


二上山の裏と表 2010.12.06の行程MAP