🔷日光山 千手院 正楽寺(しょうらくじ) 

中国三十三観音霊場
 第三番札所 
高野山真言宗 報恩大師749年開基



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正楽寺を調べていると、おのずと熊沢蕃山(ばんざん)にぶち当たる。

江戸時代初期の陽明学者で、幕末には、蕃山の思想に吉田松陰などが傾倒し、倒幕の原動力となった。 

勝海舟は蕃山を評して「儒服を着た英雄」と述べている。有名な「閑谷学校」もその流れの中にある。

寺の近くまで来て思ったのだが、とにかく静寂そのもの。かすかに川の流れの音が聞こえているが、それもしばらくすれば無音に思えてくる。

遠くで聞こえる鳥の声が唯一の刺激音かと思いきや「新幹線」がすぐ後ろあたりを通過、現実に引き戻される。残念だがそれは仕方ないか...

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山門 1813年建立

木組みと文様が特にすばらしく、今現在知っている中では一番かもしれない 

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ご覧のとおり半端ではない軒下の 「雲・波の浮き彫り」

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江戸時代には、備前池田藩の祈願所となり、寺には池田家代々の位牌が安置されているそうだ。

正楽寺地名の蕃山は、陽明学を完成させた熊沢蕃山に由来するもので、その子孫が寺社奉行となり、正楽寺の中興に努めた。

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手水舎は地味だがキレイな数枚のタオルに思いやりを見た。

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1715年創建の鐘楼もすばらしい 

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この木組みの美しさ

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本堂 1711年創建

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本堂屋根の鬼瓦

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下半身は魚? 

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本堂に向かって右側の社務所の塀に沿って百日紅が数本。これは夏が楽しみだ。あとで知ったのだが、隣接の千手院には庭園もあるようだ。

とにかく山門の軒下「雲・波の浮き彫り」には感動した。いったいどれくらいの時間がかかったのだろうか、想像もつかない。

また白い塀と広々とした境内が印象的、それとあと境内脇のトイレにも、そっと花が添えられていた。 

  2011年2月1日 参拝


備前 和気と虫明 2011.2.01の行程MAP


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