栗きんとんを車中で食べながら、車は19号線へと。

 
 木曽路は すべて山の中にある

   島崎藤村「夜明け前」冒頭

今から行く『馬篭宿(まごめじゅく)』で生まれ育った島崎藤村の名作 『夜明け前』の冒頭はこんな文句で始まる。 


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今の時代でも塩尻市までの約50kmのあいだに11の宿場町がある。車を駐車場に停めて小雨の中、石畳の坂道を散歩することにした。MAPは一番下に。

両側には旅籠(民宿)や茶屋、土産物屋が軒を並べて、情緒豊か。ところどころで水車が回り、その回りは当然のことながら瑞々しくて空気がおしいい。

そしてあの独特の小さな生命の香りを撒き散らしながらミズゴケが広がっている。ここは、マイナスイオンの増殖エリアだ。疲れなんかすっ飛んでいく。


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さらに登っていくと、両側に雨をたっぷりと乗せて枝が重いのか、石畳を行く人にしなだれかかるように、白と薄紫の「萩の花」が色も鮮やかで美しい。

そしてシルヴィ御前はまたもや「栗きんとん」を購入していた(笑)雨が降ってより美しく色ずく馬篭宿、すばらしい場所だった。


馬籠栗きんとん

このお店の前にあるベンチにすわって即食べ。ここでも御前は『こんなんじゃない、究極の栗きんとんを食べたい!』とおっしゃってました。巴御前にも劣らずの熱い人だわ。

ここの土産物屋で見つけたこだわり信州限定カップラーメンを、お土産に購入。


信州の土産カップラーメン
車を19号線に戻し今夜の宿「つたむらや」のある 妻籠宿/つまごじゅく へ向かう。

馬篭が「水と癒しの宿場町」と言うならば、妻籠は「水と郷愁の宿場町」と言っておこう。↓のウェブサイトの写真が実に素晴らしい。


 


中山道に入ってわずか数時間で、なにかふと懐かしくてたまらなくなって、道々の平穏さに癒されて、ここで店をしたらどうだろうか? なんて空想したり、心を揺さぶられっぱなし。

そして今夜の宿の「つたむらや」はあの有名人が結婚前にお二人で来ていたという事実を知ってさらにびっくり・・・ 

  2006年9月17日 馬籠にて


初日17日は中津川から妻籠宿まで


2日目18日は与川の秋月 古典庵跡から徳音時まで、3日目19日は松本城~諏訪大社まで。


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