丹波紅葉三山の一つとして有名な圓通寺だがこの春、一本のイトザクラを観るために行くことにした。


🔷永谷山/ようこく- 圓通寺

圓通寺
永徳2年/1382年 足利義満により創建





圓通寺由来

圓通寺2

圓通寺3


🔹清水地蔵尊

清水地蔵尊

清水地蔵尊2

清水地蔵尊3

欲張って体のいろんなところにぬりまくってしまった(笑)

近畿自然道


🔹圓通寺大杉

圓通寺4

圓通寺大杉2
かつてのこの地の歴史、賀茂大明神を今に形として唯一残す御神木。

源融と賀茂大明神

圓通寺大杉

不許葷酒入山門
不許葷酒入山門/くんしゅさんもんにいるをゆるさず



大慈大悲
大慈大悲



圓通寺碑
詳細不明

句碑
室町の 堂宇の跡や 紅葉寺  小鼓子



茶室
指月庵

月と指にまつわるおはなしを思い出した

「月」とは何かある存在するものそのもので、「月を差す指」とは存在そのものを表したり、指示したり、限定したりする、言葉や概念である。

そして禅の「悟り」とは、言葉や概念を離れて存在するものをつかもうとすること。つまり月を差す指を離れて「月」そのものを観ようとすること。

🔹山門


山門

門の左右に別棟には寺を守る神としてそれぞれ増長天、持国天が祀られている

増長天
増長天

増長天2

持国天
持国天

持国天2

山門2

参道
山門を潜り進むと左右に池

放生池

放生池の桜
桜が池の上に枝を伸ばしている

石段

最後の結界


🔹鐘楼

鐘楼
味わい深い鐘楼の足元に「塀の五本線と二つの家紋」の解説板がある

塀の五本線と二つの家紋
塀の五本線は三つ↑の石段の写真を拡大するとよくわかる

鐘の突き方
やばい今知った...

鐘楼2

鐘楼3


🔹庫裏

庫裏
天保11年/1840年に焼失後、再建。当地方最大の規模の庫裏

園通閣
庫裏の入り口に園通閣、そしてその後ろには圓通禅寺、左の柱には禅練成道場とある。

庫裏内
入り口から入り正面

庫裏内2
左手、おそらく達磨太師




🔹
施無畏殿 - 本堂

施無畏殿 - 本堂
天保11年/1840年に焼失後、再建。

軒下には中井権次一統による多くの彫刻がある。木造建築としては当地方最大の規模を誇る

本堂3

本堂4

本堂解説





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ガラス越しに本堂の中を覗いてみた

本堂内の額

本堂内

子安地蔵ともみじ祭り

本堂内の額2
七立七壑襌

禅に関する言葉のようだが調べつかない

彫刻の解説


🔹不動明王立像

不動明王立像
褐色の石の色に溶け込んで立つ

不動明王解説

裏手の木々の案内
ここで天然記念物の木々の案内が

本堂左手
本堂の左手を進んでいく

裏手の絵
苔むした石組みに灯篭、よく見たら座禅像がある。

裏手の絵2
茶湯水の表示と上の祠には立春大吉と鎮防燭の札

▼立春大吉と鎮防燭について詳しい


あまりにいい言葉なので覚えるためにも書いておく

「立春大吉」とは、春先に蕾がしぜんと花開くように、天地自然の正しい神気をいただき、万民に福をもたらす縁起物です。

私たちの命は、正しい生命秩序を維持する事により、終わりのない連続的な生成発展を遂げていきます。「年」の生命は四季毎によみがえり、草花や樹木は後の世にいのちを残します。

裏手の絵3

歴代住職墓地


🔹イトサクラ

イトサクラ表示

イトサクラ

イトサクラ3

イトサクラ4
西にある太陽の演出

イトサクラ6

イトサクラ7

イトサクラの影
蔵とイトサクラの影

08.茶室
茶室

イトサクラ8
少し高台に上がってみた

イトサクラ10

イトサクラ11



🔹タブノキ

タブノキ表示

タブノキ2
力強さと繊細さを感じる

タブノキ3

裏手の絵4

裏手の絵5
三如来〇寺

境内の小さなお堂


🔹延命地蔵菩薩

延命地蔵菩薩

延命地蔵菩薩kaisetu

並ぶ石仏と明治忠魂悲
並ぶ石仏と明治忠魂碑



下山

下山2

赤鳥居

下山3

  2023年4月3日 圓通寺